百人一首決まり字

競技かるたはもちろん、家庭でのお遊びの百人一首でも、決まり字を覚えることから始まります。

次の二つの表は、決まり字の色を変えて全文を書いたものと、決まり字以外を反転表示(白文字で書いたもの、カーソルで反転)させたものです。ご活用下さい

一字決まり (7首)


らさめのつゆもまだひぬまきのはに きりたちのぼるあきのゆふぐれ 
みのえのきしによるなみよるさへや ゆめのかよひぢひとめよくらむ 
ぐりあひてみしやそれともわかぬまに くもがくれにしよはのつきかな 
くからにあきのくさきのしをるれば むべやまかぜをあらしといふらむ 
びしさにやどをたちいでてながむれば いづこもおなじあきのゆふぐれ 
ととぎすなきつるかたをながむれば ただありあけのつきぞのこれる 
をはやみいはにせかるるたきがはの われてもすゑにあはむとぞおもふ
 
ニ字決まり (42首)
 
あけぬればくるるものとはしりながら なほうらめしきあさぼらけかな 
あしびきのやまどりのをのしだりをの ながながしよをひとりかもねむ 
あひみてののちのこころにくらぶれば むかしはものをおもはざりけり 


いにしへのならのみやこのやへざくら けふここのへににほひぬるかな 


うかりけるひとをはつせのやまおろしよ はげしかれとはいのらぬものを 
うらみわびほさぬそでだにあるものを こひにくちなむなこそをしけれ 


おくやまにもみぢふみわけなくしかの こゑきくときぞあきはかなしき 
おとにきくたかしのはまのあだなみは かけじやそでのぬれもこそすれ 
おもひわびさてもいのちはあるものを うきにたへぬはなみだなりけり 
をぐらやまみねのもみぢばこころあらば いまひとたびのみゆきまたなむ 
 
かくとだにえやはいぶきのさしもぐさ さしもしらじなもゆるおもひを 
かささぎのわたせるはしにおくしもの しろきをみればよぞふけにける 


きりぎりすなくやしもよのさむしろに ころもかたしきひとりかもねむ 


こぬひとをまつほのうらのゆふなぎに やくやもしほのみもこがれつつ 
このたびはぬさもとりあへずたむけやま もみぢのにしきかみのまにまに 
こひすてふわがなはまだきたちにけり ひとしれずこそおもひそめしか 
これやこのゆくもかへるもわかれては しるもしらぬもあふさかのせき 
 
しのぶれどいろにいでにけりわがこひは ものやおもふとひとのとふまで 
しらつゆにかぜのふきしくあきののは つらぬきとめぬたまぞちりける 
 
たかさごのをのへのさくらさきにけり とやまのかすみたたずもあらなむ 
たきのおとはたえてひさしくなりぬれど なこそながれてなほきこえけれ 
たごのうらにうちいでてみればしろたへの ふじのたかねにゆきはふりつつ 
たちわかれいなぱのやまのみねにおふる まつとしきかばいまかへりこむ 
たまのをよたえなばたえねながらへば しのぶることのよわりもぞする 
たれをかもしるひとにせむたかさごの まつもむかしのともならなくに 


ちはやぶるかみよもきかずたつたがは からくれなゐにみづくくるとは 


つきみればちぢにものこそかなしけれ わがみひとつのあきにはあらねど 
つくばねのみねよりおつるみなのがは こひぞつもりてふちとなりぬる 
 
なつのよはまだよひながらあけぬるを くものいづこにつきやどるらむ 
 
ひさかたのひかりのどけきはるのひに しづこころなくはなのちるらむ 
 
みせばやなをじまのあまのそでだにも ぬれにぞぬれしいろはかはらず 
みちのくのしのぶもぢずりたれゆゑに みだれそめにしわれならなくに 
みよしののやまのあきかぜさよふけて ふるさとさむくころもうつなり 


ももしきやふるきのきばのしのぶにも なほあまりあるむかしなりけり 
もろともにあはれとおもへやまざくら はなよりほかにしるひともなし 
 
やすらはでねなましものをさよふけて かたぶくまでのつきをみしかな 
やへむぐらしげれるやどのさびしきに ひとこそみえねあきはきにけり 


ゆふさればかどたのいなばおとづれて あしのまろやにあきかぜぞふく 
ゆらのとをわたるふなびとかぢをたえ ゆくへもしらぬこひのみちかな 


よもすがらものおもふころはあけやらで ねやのひまさへつれなかりけり 
よをこめてとりのそらねははかるとも よにあふさかのせきはゆるさじ 
 
わびぬればいまはたおなじなにはなる みをつくしてもあはむとぞおもふ 
 
 
 
 
三字決まり(37首) 
 
あきかぜにたなびくくものたえまより もれいづるつきのかげのさやけさ 
あきのたのかりほのいほのとまをあらみ わがころもではつゆにぬれつつ 
あさぢふのをののしのはらしのぶれど あまりてなどかひとのこひしき 
あはぢしまかよふちどりのなくこゑに いくよめざめぬすまのせきもり 
あはれともいふべきひとはおもほえで みのいたづらになりぬべきかな 

あまつかぜくものかよひぢふきとぢよ をとめのすがたしばしとどめむ 
あまのはらふりさけみればかすがなる みかさのやまにいでしつきかも 
あらざらむこのよのほかのおもひでに いまひとたびのあふこともがな 
あらしふくみむろのやまのもみぢばは たつたのかはのにしきなりけり 
ありあけのつれなくみえしわかれより あかつきばかりうきものはなし 
ありまやまゐなのささはらかぜふけば いでそよひとをわすれやはする 
いまこむといひしばかりにながつきの ありあけのつきをまちいでつるかな 
いまはただおもひたえなむとばかりを ひとづてならでいふよしもがな 
おほえやまいくののみちのとほければ まだふみもみずあまのはしだて 
おほけなくうきよのたみにおほふかな わがたつそまにすみぞめのそで 
あふことのたえてしなくばなかなかに ひとをもみをもうらみざらまし 
  
かぜそよぐならのをがはのゆふぐれは みそぎぞなつのしるしなりける 
かぜをいたみいはうつなみのおのれのみ くだけてものをおもふころかな 
 
ながからむこころもしらずくろかみの みだれてけさはものをこそおもへ
ながらへばまたこのごろやしのばれむ うしとみしよぞいまはこひしき 
なげきつつひとりぬるよのあくるまは いかにひさしきものとかはしる 
なげけとてつきやはものをおもはする かこちがほなるわがなみだかな 
なにしおはばあふさかやまのさねかづら ひとにしられでくるよしもがな 
 
はなさそふあらしのにはのゆきならで ふりゆくものはわがみなりけり 
はなのいろはうつりにけりないたづらに わがみよにふるながめせしまに 
はるすぎてなつきにけらししろたへの ころもほすてふあまのかぐやま 
はるのよのゆめばかりなるたまくらに かひなくたたむなこそをしけれ 
ひとはいさこころもしらずふるさとは はなぞむかしのかににほひける 
ひともをしひともうらめしあぢきなく よをおもふゆゑにものおもふみは 
 
みかきもりゑじのたくひのよるはもえ ひるはきえつつものをこそおもへ 
みかのはらわきてながるるいづみがは いつみきとてかこひしかるらむ 
 
やまがはにかぜのかけたるしがらみは ながれもあへぬもみぢなりけり 
やまざとはふゆぞさびしさまさりける ひとめもくさもかれぬとおもへば 
 
わがいほはみやこのたつみしかぞすむ よをうぢやまとひとはいふなり 
わがそではしほひにみえぬおきのいしの ひとこそしらねかわくまもなし 
わすらるるみをばおもはずちかひてし ひとのいのちのをしくもあるかな 
わすれじのゆくすゑまではかたければ けふをかぎりのいのちともがな 
 
 
 
 
四字決まり(6首) 
こころあてにをらばやをらむはつしもの おきまどはせるしらぎくのはな 
こころにもあらでうきよにながらへば こひしかるべきよはのつきかな 


ちぎりおきしさせもがつゆをいのちにて あはれことしのあきもいぬめり 
ちぎりきなかたみにそでをしぼりつつ すゑのまつやまなみこさじとは 


なにはえのあしのかりねのひとよゆゑ みをつくしてやこひわたるべき 
なにはがたみじかきあしのふしのまも あはでこのよをすぐしてよとや 
 
 
五字決まり(2首) 
よのなかはつねにもがもななぎさこぐ あまのをぶねのつなでかなしも 
よのなかよみちこそなけれおもひいる やまのおくにもしかぞなくなる 
 
 
大山札 六字決まり(6首) 
あさぼらけありあけのつきとみるまでに よしののさとにふれるしらゆき 
あさぼらけうぢのかはぎりたえだえに あらはれわたるせぜのあじろぎ 


きみがためはるののにいでてわかなつむ わがころもでにゆきはふりつつ 
きみがためをしからざりしいのちさへ ながくもがなとおもひけるかな 


わたのはらこぎいでてみればひさかたの くもゐにまがふおきつしらなみ 
わたのはらやそしまかけてこぎいでぬと ひとにはつげよあまのつりぶね 

一字決まり (7首)


らさめのつゆもまだひぬまきのはに きりたちのぼるあきのゆふぐれ 
みのえのきしによるなみよるさへや ゆめのかよひぢひとめよくらむ 
ぐりあひてみしやそれともわかぬまに くもがくれにしよはのつきかな 
くからにあきのくさきのしをるれば むべやまかぜをあらしといふらむ 
びしさにやどをたちいでてながむれば いづこもおなじあきのゆふぐれ 
ととぎすなきつるかたをながむれば ただありあけのつきぞのこれる 
をはやみいはにせかるるたきがはの われてもすゑにあはむとぞおもふ
 
ニ字決まり (42首)
 
あけぬればくるるものとはしりながら なほうらめしきあさぼらけかな 
あしびきのやまどりのをのしだりをの ながながしよをひとりかもねむ 
あひみてののちのこころにくらぶれば むかしはものをおもはざりけり 


いにしへのならのみやこのやへざくら けふここのへににほひぬるかな 


うかりけるひとをはつせのやまおろしよ はげしかれとはいのらぬものを 
うらみわびほさぬそでだにあるものを こひにくちなむなこそをしけれ 


おくやまにもみぢふみわけなくしかの こゑきくときぞあきはかなしき 
おとにきくたかしのはまのあだなみは かけじやそでのぬれもこそすれ 
おもひわびさてもいのちはあるものを うきにたへぬはなみだなりけり 
をぐらやまみねのもみぢばこころあらば いまひとたびのみゆきまたなむ 
 
かくとだにえやはいぶきのさしもぐさ さしもしらじなもゆるおもひを 
かささぎのわたせるはしにおくしもの しろきをみればよぞふけにける 


きりぎりすなくやしもよのさむしろに ころもかたしきひとりかもねむ 


こぬひとをまつほのうらのゆふなぎに やくやもしほのみもこがれつつ 
このたびはぬさもとりあへずたむけやま もみぢのにしきかみのまにまに 
こひすてふわがなはまだきたちにけり ひとしれずこそおもひそめしか 
これやこのゆくもかへるもわかれては しるもしらぬもあふさかのせき 
 
しのぶれどいろにいでにけりわがこひは ものやおもふとひとのとふまで 
しらつゆにかぜのふきしくあきののは つらぬきとめぬたまぞちりける 
 
たかさごのをのへのさくらさきにけり とやまのかすみたたずもあらなむ 
たきのおとはたえてひさしくなりぬれど なこそながれてなほきこえけれ 
たごのうらにうちいでてみればしろたへの ふじのたかねにゆきはふりつつ 
たちわかれいなぱのやまのみねにおふる まつとしきかばいまかへりこむ 
たまのをよたえなばたえねながらへば しのぶることのよわりもぞする 
たれをかもしるひとにせむたかさごの まつもむかしのともならなくに 


ちはやぶるかみよもきかずたつたがは からくれなゐにみづくくるとは 


つきみればちぢにものこそかなしけれ わがみひとつのあきにはあらねど 
つくばねのみねよりおつるみなのがは こひぞつもりてふちとなりぬる 
 
なつのよはまだよひながらあけぬるを くものいづこにつきやどるらむ 
 
ひさかたのひかりのどけきはるのひに しづこころなくはなのちるらむ 
 
みせばやなをじまのあまのそでだにも ぬれにぞぬれしいろはかはらず 
みちのくのしのぶもぢずりたれゆゑに みだれそめにしわれならなくに 
みよしののやまのあきかぜさよふけて ふるさとさむくころもうつなり 


ももしきやふるきのきばのしのぶにも なほあまりあるむかしなりけり 
もろともにあはれとおもへやまざくら はなよりほかにしるひともなし 
 
やすらはでねなましものをさよふけて かたぶくまでのつきをみしかな 
やへむぐらしげれるやどのさびしきに ひとこそみえねあきはきにけり 


ゆふさればかどたのいなばおとづれて あしのまろやにあきかぜぞふく 
ゆらのとをわたるふなびとかぢをたえ ゆくへもしらぬこひのみちかな 


よもすがらものおもふころはあけやらで ねやのひまさへつれなかりけり 
よをこめてとりのそらねははかるとも よにあふさかのせきはゆるさじ 
 
わびぬればいまはたおなじなにはなる みをつくしてもあはむとぞおもふ 
  
   
三字決まり(37首) 
 
あきかぜにたなびくくものたえまより もれいづるつきのかげのさやけさ 
あきのたのかりほのいほのとまをあらみ わがころもではつゆにぬれつつ 
あさぢふのをののしのはらしのぶれど あまりてなどかひとのこひしき 
あはぢしまかよふちどりのなくこゑに いくよめざめぬすまのせきもり 
あはれともいふべきひとはおもほえで みのいたづらになりぬべきかな 

あまつかぜくものかよひぢふきとぢよ をとめのすがたしばしとどめむ 
あまのはらふりさけみればかすがなる みかさのやまにいでしつきかも 
あらざらむこのよのほかのおもひでに いまひとたびのあふこともがな 
あらしふくみむろのやまのもみぢばは たつたのかはのにしきなりけり 
ありあけのつれなくみえしわかれより あかつきばかりうきものはなし 
ありまやまゐなのささはらかぜふけば いでそよひとをわすれやはする 
いまこむといひしばかりにながつきの ありあけのつきをまちいでつるかな 
いまはただおもひたえなむとばかりを ひとづてならでいふよしもがな 
おほえやまいくののみちのとほければ まだふみもみずあまのはしだて 
おほけなくうきよのたみにおほふかな わがたつそまにすみぞめのそで 
あふことのたえてしなくばなかなかに ひとをもみをもうらみざらまし 
  
かぜそよぐならのをがはのゆふぐれは みそぎぞなつのしるしなりける 
かぜをいたみいはうつなみのおのれのみ くだけてものをおもふころかな 
  
ながからむこころもしらずくろかみの みだれてけさはものをこそおもへ
ながらへばまたこのごろやしのばれむ うしとみしよぞいまはこひしき 
なげきつつひとりぬるよのあくるまは いかにひさしきものとかはしる 
なげけとてつきやはものをおもはする かこちがほなるわがなみだかな 
なにしおはばあふさかやまのさねかづら ひとにしられでくるよしもがな 
 
はなさそふあらしのにはのゆきならで ふりゆくものはわがみなりけり 
はなのいろはうつりにけりないたづらに わがみよにふるながめせしまに 
はるすぎてなつきにけらししろたへの ころもほすてふあまのかぐやま 
はるのよのゆめばかりなるたまくらに かひなくたたむなこそをしけれ 
ひとはいさこころもしらずふるさとは はなぞむかしのかににほひける 
ひともをしひともうらめしあぢきなく よをおもふゆゑにものおもふみは 
 
みかきもりゑじのたくひのよるはもえ ひるはきえつつものをこそおもへ 
みかのはらわきてながるるいづみがは いつみきとてかこひしかるらむ 
 
やまがはにかぜのかけたるしがらみは ながれもあへぬもみぢなりけり 
やまざとはふゆぞさびしさまさりける ひとめもくさもかれぬとおもへば 
 
わがいほはみやこのたつみしかぞすむ よをうぢやまとひとはいふなり 
わがそではしほひにみえぬおきのいしの ひとこそしらねかわくまもなし 
わすらるるみをばおもはずちかひてし ひとのいのちのをしくもあるかな 
わすれじのゆくすゑまではかたければ けふをかぎりのいのちともがな 

  
四字決まり(6首) 
こころあてにをらばやをらむはつしもの おきまどはせるしらぎくのはな 
こころにもあらでうきよにながらへば こひしかるべきよはのつきかな 


ちぎりおきしさせもがつゆをいのちにて あはれことしのあきもいぬめり 
ちぎりきなかたみにそでをしぼりつつ すゑのまつやまなみこさじとは 


なにはえのあしのかりねのひとよゆゑ みをつくしてやこひわたるべき 
なにはがたみじかきあしのふしのまも あはでこのよをすぐしてよとや 
 
 
五字決まり(2首) 
よのなかはつねにもがもななぎさこぐ あまのをぶねのつなでかなしも 
よのなかよみちこそなけれおもひいる やまのおくにもしかぞなくなる 
 
 
大山札 六字決まり(6首) 
あさぼらけありあけのつきとみるまでに よしののさとにふれるしらゆき 
あさぼらけうぢのかはぎりたえだえに あらはれわたるせぜのあじろぎ 


きみがためはるののにいでてわかなつむ わがころもでにゆきはふりつつ 
きみがためをしからざりしいのちさへ ながくもがなとおもひけるかな 


わたのはらこぎいでてみればひさかたの くもゐにまがふおきつしらなみ 
わたのはらやそしまかけてこぎいでぬと ひとにはつげよあまのつりぶね